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2023.07.04
全社員が参加。第4期 経営計画発表会を開催しました
税理士法人AOIみらい CEO・副理事長の杉山です。
おかげさまで弊社は2023年7月に第4期を迎えることができました。
新事業年度開始前の6月に「第4期経営計画発表会」を開催しました。
この会は設立2期目から毎年開催しており、社員全員が参加しています。
・過去1年間で試みたことの再検討
・今期の主軸
・ミッション・ビジョン・バリューの再認識
・5年先を視野に入れた中期計画
これらの指針や具体的な行動計画を会社全体で共有しています。
なぜ経営計画書を作るのか
弊社では、経営計画書を「皆が幸せになる経営計画書」と位置づけています。
経営計画の核となるのは、社員の未来像と事業の未来像です。
一般的な経営計画書は業績中心のものが多く、社員の未来像が描かれるケースは多くありません。
しかし、社員が本当に知りたいのは「自分たちの未来が描かれている未来像」です。
社員の未来像のない経営計画書では、社員の協力を得ることはできません。
経営計画書は、一生懸命頑張ってくれている社員のために作るものです。
また、会社の未来は事業によって決まります。
事業の未来像がなければ、会社の未来はありません。
中期事業計画は、会社と社員の未来像をイメージできて、実現に向かって全員が前進するために、最も重要な計画だと考えています。
第4期のテーマ:チームビルディング
第4期のメインテーマは、「チームビルディング」としました。
互いへの感謝と連携から生まれる強いチームを築き、それが税理士法人AOIみらいの文化となることを目指します。
一人一人が活かされるのはチームがあってこそであり、チームが成果を出せるのは個人があってこそです。
これを端的に表す有名な言葉として、「One for All, All for One」があります。
「一人は皆のため、皆は一人のため」
この原理原則に基づいて進むことが、個人の限界を超え、大きな力を生むと考えます。
また、この取り組みは、一人ひとりのキャリアアップにも繋がります。
個々の目標をチームで実現しやすい環境が整えば、その達成感は一人ひとりの成長となり、さらにはチーム全体の力を高めることとなります。
私たちはチームビルディングに取り組み、その結果として、お客様の不安や面倒をなくし、明るい未来に導く手助けとなるよう努めてまいります。
社員の未来像
社員の未来像については、長期プランと中期プランについて話をしました。
長期キャリアプランでは、社長・役員・幹部コース、代表社員・支店長コース、プロフェッショナルコースなどを設定しました。
社員はそれぞれ、自分自身でどんなキャリアを形成したいか選ぶことができます。
また、10年以上勤務した社員に対しては独立支援も行っています。これにより、自身のビジネスを立ち上げる夢を持つ社員は、私たちとともにその夢を実現することが可能となっています。
中期キャリアプランでは「◯◯ができる喜び」を5段階に分け、成長のステップを設定しました。
自分が今出来ていること、次に目指すものを理解して、成長してほしい。
そして、成長を通じて達成感や幸せを感じてほしいと考えています。
事業の未来像
中小企業を取り巻く環境は絶えず変化しており、多くの企業様が未来に対して不安を抱えていらっしゃいます。
だからこそ私たちはミッションに掲げたとおり、「世の中からお金に関する不安と面倒をなくす」必要があります。
未来に向けた私たちのビジョンは、単なる士業の枠を超え、全方位的な中小企業の支援を行うことです。
このビジョンを達成するための枠組み作りは、私たちにとって大きな挑戦となります。
従来の会計・税務の領域を基盤としながら、お客様が必要とする幅広いサービスを、自社またはパートナー企業を通じて提供できる体制を構築していく予定です。
私たちの専門領域以外でも、信頼できるパートナー企業との連携により、お客様をサポートできるようにする。
これにより、企業経営におけるあらゆる困りごとに対応できるようになり、私たちの事業領域が広がる重要な一歩となります。
弊社では税務・会計が主要な業務ですが、それだけにとどまらず、お客様の経営課題に全方位で対応できる企業を目指します。企業経営の課題解決に協力いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。
最後に:第4期もよろしくお願いいたします!
ちょうど1年前、「顧問契約の抜本的見直し」を第3期の重要取り組みに掲げました。
決算検討会を標準サービスとして開始、顧問先様に対して複数名で対応などを徹底し、全員でサービス向上に向けて取り組んできました。その結果、多くの顧問契約をご依頼いただきました。
この1年で確実に前進したという実感があります。
第4期も掲げたビジョン・目標を達成できるよう、お客様に満足いただけるよう努めてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。