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2024.10.18

【社労士・中小企業診断士紹介】人とお金のお困りごとをまとめて相談できる「士業ワンストップ」とは

税理士法人AOIみらいでは、税理士・社会保険労務士・中小企業診断士などの資格を持つスタッフが、お客様からのさまざまな相談に対してワンストップで対応しています。

中小企業診断士と社会保険労務士の資格を持つ新井英樹さんも、その1人です。実際にサポートしているお客様の声を聞いている立場から、さまざまな士業が連携するメリットについて話をしています。

経営に関する課題をまとめて相談したいとお考えの方は、ぜひご覧ください。


「人」と「お金」の課題を解決するために複数の資格を取得

―新井さんの経歴を教えてください。

大学在学中の19歳から塾講師のアルバイトを始め、大学卒業後も28歳までアルバイトをしていました。。首都圏にある最難関校受験をメインにしたクラスを担当しており、、28歳のときに正社員になりました。

中小企業診断士の資格を取得しようと思ったのは35歳のときです。想像以上に難関な資格で、なかなか試験に合格できず、39歳でやっと資格を取得できました。

最初は「何か国家資格を持ちたい」という軽い気持ちで受験したのですが、勉強を進めるうちに中小企業を盛り上げたいという気持ちが芽生えてきたんです。資格を取得する頃には、日本全体の経済を好転させるためにも、国内の企業の99.7%を占める中小企業の力になりたいという志を持つようになりました。

その後、社会保険労務士の資格も取得したそうですが、どのような理由だったのでしょうか。

中小企業診断士には独占業務がほとんどないので、銀行員やコンサル会社などの経験がないと活躍しにくい傾向があります。自分のバックグラウンドといったら、趣味のラーメン店巡りぐらいだったので、当時は知り合いのラーメン店の支援をしていました。そのときに労務問題が起こり、社会保険労務士の資格も持っていた方が役立つだろうと思ったのが理由です。

社会保険労務士の資格は41歳で取得しました。ただ、資格を取得しても1年半ほどは開業せず、中小企業診断士をしながら税理士の試験も受けていました。多くの中小企業は「人」と「お金」に関する課題を抱えており、それを解決するには会計に関する知識が必要だと感じたからです。

税理士資格自体はまだ取得できていませんが、3科目合格はしています。


1社に相談してスピーディーに課題解決。士業ワンストップのメリット

AOIみらいに入ったきっかけを教えてください。

ある会社の顧問社会保険労務士を務めていたときに、その会社の顧問税理士がAOIみらいだったんです。顧問先の社長から「経営会議に出てほしい」とリクエストがあり、経営会議で杉山CEOと出会ったのが最初ですね。

私が税理士資格の取得を目指していることを話したところ、杉山CEOから「AOIみらいに来ませんか」と誘っていただきました。AOIみらいに入ることで、税務会計面も労務面も、1社でトータルサポートできるようになるのではないかと思い、ジョインしようと決めました。

AOIみらいに入社してからは、様々な業種の企業と関われるようになり、新しい気づきを得ることが多々あります。入社して丸2年経ちますが、今でも毎日が刺激的です。

AOIみらいでは、どのような業務を担当しているのでしょうか?

一番多いのは、社会保険関連や給与計算に関する仕事です。お金と人の問題は密接に繋がっているので、税務顧問契約の社内担当者から「労務トラブルが起こったので相談したい」と声をかけられることが多いです。

中小企業診断士としてのノウハウを生かして、企業の経営診断もしています。企業の財務面を担当していると、課題が見えてくることも少なくありません。そういうときは、現場に行ってヒアリングしながら、経営診断の観点から課題を見つけ出して解決策を提案しています。

企業にとっても、1社に相談して様々な士業の方に依頼できるのは大きなメリットですね。

そうですね。お金に関する困り事をトータルで相談できるというのは、お客様にとっても便利なのではないでしょうか。例えば助成金や補助金の申請も、税制優遇の使い方も、AOIみらいであればすべて相談に対応できるので、国からの支援も受けやすくなると思います。

また、お金だけでなく労務的な課題も含めて相談できるので、「とりあえずこの人にお願いすれば何とかなるかな」という安心感があるかもしれないですね。中小企業診断士は、どんな困り事でも受ける「何でも相談役」のような役割もあるので、まずは私に相談していただければ専門の士業に引き継ぐことができます。

士業をワンストップで依頼しているのは、どのようなお客様が多いのでしょうか?

顧問税理士と顧問社会保険労務士を個別に依頼していたお客様が、相談先を1つにまとめることが多いようです。

税理士と社会保険労務士は情報を共有しなければならないことが多く、私も以前ある会社の給与計算を担当していたときは、税理士とよくやりとりをしていました。ただ、個別に依頼している場合、お客様も資料を用意するのが大変ですし、税理士と社会保険労務士のやりとりに時間がかかってしまうケースもあります。

1社にまとまっていれば、お客様は1社に相談するだけでいいですし、税理士・社会保険労務士は社内でやりとりができるので、時間短縮にも繋がると思います。


中小企業診断士・社会保険労務士・税理士の3つの資格で経営支援を強化したい

今後の展望を教えてください。

やはり税理士の資格を持っていた方が仕事にも役立つので、試験に合格したいです。税理士の資格を取得すれば、今までとは違った視点からお客様をサポートできると思います。また、これまでは短いスパンで計画を立てて仕事をしてきましたが、今後は3年、5年先のキャリアも考えたいと思っています。

どのような展開になるか分かりませんが、自分では今が一番エネルギッシュだと感じているので、目標達成に向けて突き進んでいくだけですね。

3年後、5年後の理想像はありますか?

まずは、税理士になっていることです。もちろん仕事のためでもありますが、自分が成長したいという思いもあります。

中小企業診断士の資格を取得しようと考えていた頃は、税理士試験は難しくて受かるはずはないと思っていたんです。自分にはできないと思っていたことができるようになると自分の自信につながりますし、中小企業診断士・社会保険労務士・税理士の3つの資格を持っていることが、私自身の強みにもなります。

税務・労務関連をトータルでサポートできるようになるので、結果としてお客様に対する経営支援の強化にもつながると考えています。


―税務だけでなく、労務や人事もまとめて相談したいとお考えの方にメッセージをお願いします。

お金や人事のことをトータルでサポートしてほしいとお考えの企業様は、ぜひAOIみらいにお気軽にご相談ください。

従来の税理士法人とは違い、中小企業診断士・社会保険労務士・税理士など、士業への相談に対してワンストップで対応できるのが、私たちの強みです。お客様の課題に寄り添った解決方法を提案させていただきます。

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