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2024.09.06

第5期のテーマは『TEAM PRIDE 1st STAGE』。経営計画発表会を開催しました

税理士法人AOIみらい  CEO・副理事長の杉山です。

弊社は24年7月に新しい期(第5期)を迎えました。それに伴い、社内向けに『第5期 経営計画発表会』を開催しました。経営計画発表会は毎年恒例であり、社員全員が参加しています。

・この1年、挑戦したことの振り返り
・今期のテーマ、取り組み
・ミッション・ビジョン・バリューの認識すり合わせ
・社員の未来像、事業の未来像の共有
・基本方針、行動指針

などを全社員で共有しました。


なぜ経営計画書を作るのか

経営計画書は、単なる数字の羅列ではありません。核となるのは、社員の未来像と事業の未来像です。

一般的な経営計画書は業績中心に描かれますが、AOIみらいでは、社員が「自分たちの未来が描かれている」と実感できる計画書を作成しています。社員の未来像を明確にすることで、協力し合い、安心して仕事に取り組める環境を整えることができます。

また、事業を継続的に発展させるには、既存サービスを常に改善し、新たな商品・サービス・ビジネスモデル・市場開発することが不可欠です。これらを実現するために、AOIみらいでは毎年経営計画書を作成しています。

そして毎年、全員が一同に集まって経営計画発表会を開催しています。

書面を渡して「各自読んでおいてね」と伝えるのは簡単ですが、全員が同じ時間に同じ場所で経営者の話に耳を傾け、未来について想いをめぐらせることで、社員の熱量は何倍にもなると考えています。


第4期の振り返り:チームビルディング

第4期のメインテーマは「チームビルディング」でした。その結果、コミュニケーションに大きな進展がありました。

各チームのコミュニケーションリーダーを中心に、チーム間の課題解決プロセスが確立され、個人レベルや局所的だった情報が、全社的に共有されるようになりました。

これは、私たちのValueであるオープンコミュニケーションの実践そのものです。結果として、Missionである社内の「不安と面倒の解消」に繋がっています。


第5期のテーマ:TEAM PRIDE—- 1st STAGE

第5期のテーマは「TEAM PRIDE — 1st STAGE」としました。

ひとりひとりが仕事に自信と誇りを持ち、自律的に物事に取り組むことでチーム自体が成長することを目指します。

チームがチームとして命をもって1年経ち、これまでは個々のメンバー同士のクローズドコミュニケーションだったところから、チーム単位でのオープンコミュニケーションへと変化してきました。

さらに、日本一働きやすい税理士法人を目指すためには、ひとりひとりが自信に満ち溢れ、笑顔で課題に取り組む姿勢が必要です。

この姿勢を、経営者や役員による指導を待たずとも、チームメンバー同士で相互に声をかけ、協力し合い、掛け算の結果を生み出していく。これを我々の新しい働き方のスタイルにしていきたいと思います。


第5期の取り組み

①教育・育成

今期は社員の育成に力を注ぎます。

第4期で実現したいことが多くあったものの、すべてを実行するには至りませんでした。しかし、新たな人材が入社したときに、どのように仕事を覚えるのか、何をすれば成長するのか、何を勉強すればいいのか。教育体制が整っていないと離職の原因になってしまいます。

そこで、特に若手の早期技術習得は外部研修を利用し、インプット・アウトプットを繰り返して成長を促します。キャリアのある社員についても、技術研鑽ができる環境を作ります。

同時並行で、社内では人としての育成を中心に、社員の未来像の第3ステージへの道筋を作ります((質問に答えられる・頼られる・教えられる喜びへの道筋)。「社員の人間性を高めること」と「お客様満足」を達成するため、全社をあげて取り組みます。

理念・技術教育は私も積極的に関与します。AOIみらいで働く社員が自然と成長できるためのプロセスを構築します。

②DX推進・AI利用・RPA利用

2024年はAOIみらい自身のDX推進、同時にお客様への導入推進を勧めていきます。

税理士・税理士法人によるDX推進の期待は年々高まっています。AIやRPAの導入により、繰り返し行われる定型業務を自動化し、社員がより付加価値の高い業務に集中できるようにする。これにより迅速かつ正確なサービスを提供し、お客様の満足度を高めていきたいと考えています。

さらに、お客様にも導入推進できる体制をつくります。リソース不足になりがちな中小企業にとっては、業務効率の向上やコスト削減、データを基にした戦略的な意思決定が可能となり、経営の安定と成長に繋がります。

まずは社内でDX推進委員会を設置し、内部及びお客様に対しての導入支援を進めます。

③社内ベンチャー立ち上げ

昨年導入した独立支援制度の第1号プロジェクトが、いよいよ始動します。

弊社所属税理士である長坂京が、自身の特徴や経験を活かし、『ADHDの方向け 会計税務・お金に関する相談窓口』を立ち上げることになりました。

長坂自身がADHDによって起こした沢山の失敗を活かして、同じことで悩む人のために役にたちたい、周囲の方に力を貸してもらいながら仕事をしていいんだよと伝えたい、という想いから、事業立ち上げに至りました。

ADHD傾向の方は、ルーティーンの事務処理や期限管理が苦手なケースがあります。会計や税務の分野でも、営業活動は順調でもバックオフィス業務で行き詰ってしまう、ADHD傾向のためにお金の面で困難が生じているのに誰にも相談できない方がいるのではないかと思います。
ADHD専門税理士の概要・長坂京の自己紹介をnoteに公開していますので、こちらから詳細をご覧ください。

最後に:第5期もよろしくお願いいたします!

第4期は、多くの社員が入社した年度でした。また、顧問契約のご提案の機会を多数いただき、AOIみらいの強みを再認識する機会にもなりました。

ホームページのアクセス数も順調に増えて、世の中の知名度も少しずつ上ってきています。我々の取り組みの成功と失敗を、世の中に還元できるように今期も精進いたします。

今後ともよろしくお願いいたします。

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