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2024.09.20
【チーム紹介】全員が同じ品質で仕事をできることを目指して。入力チームの魅力
税理士法人AOIみらい(東京都新宿区)では、お客様に最適な経営サポートを提供するために、各チームが重要な役割を果たしています。
入力チームは業務の基盤を支える重要な存在です。税理士業界未経験の方も、入社後にまず入力チームで「顧問契約」の一連の流れを覚えていただいています。
チームの役割・今後の目標など、入力チームのコミュニケーションリーダー、Y・Tさんに伺いました。
顧客支援の基盤をつくる、入力チームの役割
ーー入力チームの主な役割と業務内容について教えてください。
顧問契約をいただいているお客様からお預かりした領収書・請求書などを会計ソフトに入力し、試算表を作成するのが主な業務です。
入力した情報をもとに試算表を作成し、担当チームの方にお渡しする。
担当チームの方から追加の資料作成や分析依頼があれば、それに応じて作業をします。
試算表は、お客様にとって経営状況把握・判断のための重要基盤です。
担当チームは試算表をもとに、現在の経営状況や今後の予測をお客様に報告し、適切なアドバイスを行います。
チームメンバーは全員簿記の資格を持っています。1級から3級までチーム内でのスキルや知識は様々ですが、それぞれが得意な分野で協力し合って作業を進めています。
ーー決算書類の作成にも携わっていますよね。どんなプロセスで行っていますか?
決算を完了させるには、1年間の取引がすべて正確に入力されている必要がありますが、月々の入力をしていても、年間を通じて見落としがあることもあります。
その場合は決算整理仕訳を行い、最終的な決算報告書を作成します。
決算書類作成も、簿記のレベルによって見え方や理解度が異なるので、まずは自分でできるところまでやって、分からないことがあれば先輩に相談します。その後、担当者に確認を取り、必要に応じて追加や修正を行います。
理想は「全員が同じ品質で仕事をできるチーム」
ーーチームの雰囲気はいかがですか?
業界歴の長い先輩と若手が集まったチームです。何でも相談できるし質問もしやすい。そんな温かい雰囲気を先輩方が作ってくれています。
ーーY・Tさんが入社されてから、チームとしてチャレンジしたことはありますか?
「チームメンバー全員が、同じ品質で仕事をできるようにしよう」という目標を立てました。
実はこの頃、新規顧客の受入れ体制が大きな課題でした。新規のお客様対応は、会計ソフト入力・給与計算・決算申告のための基礎作業が多く必要です。しかもこれまでは先輩の1人が主に担当しており、新規のお客様が増えるたびに負荷がかかっていました。
分担したくてもみなさん通常業務で忙しいですし、教えていただく時間を取らせたら先輩に申し訳ない・・・と感じていました。しかし、この課題を解決しないと先に進めないので、『全員が新規のお客様対応をできるようにしよう』とチームで決めました。
まずは、私が先輩に教わりながら作業し、マニュアルを作成する。他のメンバーもマニュアルを参考に作業を進め、不都合があれば改善する、という流れで進めています。
経験の浅い人でも、新規のお客様対応をできるようになることを目指しています。
ーー目標を掲げたことで、チームの雰囲気に変化はありましたか?
チーム全体がとても前向きになりました。未経験の業務にも挑戦し、全員が同じレベルになろう、という雰囲気に変わってきています。
簿記3級だから、2級だからという理由で業務範囲を区切るのは簡単ですが、実際に仕事してみたらレベルの高い仕事もできるようになる、というのが入力チームの理想です。
チームワークで心がけていること
ーー入力チームの仕事をしていて、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
期限までに資料を作成し、担当チームの方がスムーズに訪問準備を出来て、提出資料を通じてお客様の役に立てたらいいなと思って仕事をしています。なので、担当チームの方から「ありがとう」と言っていただくと「やっててよかったな」と思います。
ーー他のチームとの連携で心がけていることはありますか?
私たちのチームは在宅勤務が多いので、アシスタントチームにお客様から届く資料の受取りやスキャン作業をお願いしています。依頼の仕方が食い違わないように、明確かつ作業しやすいように作業指示書を書くことを心がけています。
担当チームとは、新規顧問先の登録作業や決算などで密接に連携しています。担当チームの方が作業指示書を作成してくれるので、指示どおりに入力し、不明点があれば指示書の報告欄に不明点を記入しています。
ーーテレワーク(在宅勤務)と出社を併用しているので、文字のやりとりが重要ですね。
そうですね。社内ではTeamsを使ったテキストコミュニケーションが多いので、わかりやすく具体的に記載することが大切だと思っています。
特に、主語を明確に書く!は気をつけているポイントです。急いでいるときに主語を省略してしまうことがあるので・・・。自分は分かっているから相手も共通認識を持っているだろう、とつい思ってしまうんですよね。
いつ何時でも、正確かつ具体的に伝わるコミュニケーションを心がけています。
ーー最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
若い方に入っていただきたいなと思います。スマートフォンやパソコンがすぐそこにある環境で育っているので、新しいシステムを触るのも自然なことなのかなと。
あとは、勉強が好きな方、自分が疑問に思ったことをとことん突き詰めて考えたり調べる方が増えると、全体がどんどん活性化すると思います。
最初は入力チームで経験を積んで、担当チームにステップアップする方もいると思うし、成長してほしいと思います。